ギャラリー
朝の牧場で
作詞 渡辺 悦子
1 朝の牧場を 素足で走ると
緑の香り風が
そっと運んでくるよ
まだ眠そうな 星を見上げて
さよなら言えば
朝の光が
いつかやさしく包んでいるよ
2 馬の親子を ながめていると
白いちょうちょが肩に
そっと止まってゆくよ
朝のあいさつ かわいい小馬に
おはよう言えば
黒いひとみは
じっと私を見つめているよ
3 ひとり牧場で 歌っていると
真っ赤な太陽空一面を
焦がしてゆくよ
淋しい時でも 栗毛の小馬で
風に向かえば
せつない心も
いつか知らずに消えてゆくよ