無農薬で安心

無農薬栽培と言えば「奇跡のリンゴ」の木村氏が1978年に始めたことで有名です。 その木村秋則氏と期せずしてほぼ同時期に、神奈川県で農薬を使わない農業を始めたのが、 私の師匠の諏訪部明氏です。諏訪部氏は、1975年、50才の頃、体調不良を覚え、 その原因が長年の農薬・除草剤使用にあると考えてその使用を止め、木酢液を薄めて撒き始めました。 これによって健康を取り戻し、以降40数年間、無農薬・無除草剤の農業に専心して93才の天寿を全うしました。 農薬を使わないと収量が減り収入も減ってしまうかもしれないが、自分や家族を含め、 消費者の皆さんが健康被害を受ける事に比べれば問題ではないという氏の考えは合っていたのです。 藍空湘南農園でも、諏訪部氏や、もう一人の無農薬農業の師匠の宮原氏の教えに則り、 農薬も除草剤も使わない農業で、食べる人の健康を守る作物を作っています。

天敵を活かす草生栽培

草生栽培は、除草剤を使わず、雑草も最小限しか刈り取らずに栽培する方法です。これには、よく土が肥える、 人体に農薬による被害がゼロになる、という大きなメリットがあります。農薬や除草剤を使えば土中のよい微生物や 土を豊かにする虫達も棲めなくしてしまうために土はやせて固くなります。使わなければ太ったミミズが沢山棲む やわらかくてよい土になります。最近の農薬は改良が進み人体への悪影響が低減されてはいますが、虫や雑草を減らす 力のある農薬が、同じ生き物である人間に全く無害というわけではありません。また、草のおかげで土が乾きにくく、 水分保持効果も大きいものです。ミミズたちのおかげでふかふかになった土を固まらせないように、草刈機械は、一点 に圧力がかかる車輪式でなく、面として圧力を分散させるクローラ式(キャタピラ状のタイヤ)を用いています。雑草は、 害虫の天敵であるテントウムシなどのすみかともなるように、部分だけを機械で刈っています。 機械刈りの 無理な苗木周りは手刈りをしています。

木炭と貝殻で土壌改良

木炭の中の小さなすきまは、土の中に棲む善玉菌の棲かになり、ふかふかで、保水力と通気性を合わせ持った土に育てます。 貝殻のカルシウムは、ミカンの葉を丈夫にすると同時に、雨で酸性になった土を中和します。 こうして、 転炉スラグと菌床、米ヌカ、苦土石灰など 自然材料を生かして、果樹が丈夫に育つ土作りをしています。

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